2014/12/15

Music Picnic アンサンブル・コンサート in 2014

第2回アンサンブル・コンサートが無事に終了しました。独奏とは違った音楽作りの体験を通して、楽しく、音楽の総合的な力を獲得しようという目的ではじめた企画です。去年に比べると、曲がずいぶん難しくなったのに加えて、ほとんどのアンサンブルが1パートあたり1人ずつという振り分けだったので、責任の重さという意味でも各自大変だったと思います。また、メロディカ・クラブで練習しているオトナの方にも参加していただき、バラエティに富んだプログラムになりました。まだまだ改善しなければいけない点も沢山ありますが、来年もまた頑張って行きたいと思っています。

今回参加した楽器はピアノ、鍵盤ハーモニカ、フルート、チェロ、バイオリン、ギター、ヴォーカル+パーカッションでした。バッハのメヌエット(チェロ+ピアノ)一曲を除き、他24曲はすべて今回の企画のための新編曲を用意させていただきました。編曲については、ひとりひとりの生徒の力量を考慮して、バランスを取りながら、少し難しめになるように設定して作っています。一つのパートが主役を独占したり、別のパートが同じパターンをただ繰り返すのではなく、主役や脇役が入れ替わったり、追いかけっこをしたりと、各パートの関係(テクスチュア)を変化させ、全員が楽しく演奏できる/聞いていて飽きないようなものを心がけました。また、「ジュピター」や「ふるさと」等、各パートの役割が等しく重要であるような(ポリフォニックな)が前回に比べ増えたように思います。このような曲では、ひとりでは大体弾けていても、合わせてみると他パートにつられてしまったり、リズムの甘さが目立ったりしてしまい、演奏はなかなか難しかったようです。色々なタイプの音楽の演奏を通して、それがどうやって作られているのか、各パート同士がどう関わっているのか等の疑問や意識が育ってくれて、アンサンブルだけでなく、ソロの演奏の際にもそれがフィードバックされるとよいですね。


プログラム:

Part I
  1. We Wish You a Merry Christmas - English Carol
  2. Smile - Charlie Chaplin
  3. Swanee River - Stephen Foster
  4. William Tell - Gioachino Rossini
  5. Takibi - Shigeru Watanabe
  6. Omocha no Cha Cha Cha - Nobuyoshi Koshibe
  7. Air on G String - J.S. Bach
  8. We Are! - Kohei Tanaka
  9. Lupin, the Pot-Bellied Pig - Keith Amos
  10. The Rakes O’ Mallow - Irish Traditional Song
  11. Minuet - J.S. Bach
  12. Yama no Ongakuka (The Music Man) - German Song adopted in Japan
  13. Walking in the Air - Howard Blake
Part II
  1. Ultra Seven - Toru Fuyuki
  2. Silent Night - Franz Xaver Gruber
  3. Furusato (Old Home) - Japanese Song
  4. Rondeau - H.Purcell
  5. Music Room after School - Gontiti
  6. Last Christmas - Wham
  7. Carrying you - Joe Hisaishi
  8. He is a Pirate - Klaus Badelt
  9. Greensleeves - English Traditional
  10. Hymn From Jupiter - Gustav Holst
  11. Santa Baby - Joan Javits, Philip & Tony Springer
  12. God Rest You Merry, Gentleman - Traditional
 — Otonoki Music School 音の木音楽教室 (ロンドン)

2014/09/08

発表会のCD


7月に行ったピアノ発表会、Music PicnicのCDができました。レッスン時にお渡ししますのでお楽しみに。尚、今回もジャケットのデザインは島村心寧ちゃんが担当しました。素敵な絵をどうもありがとうございました。


2014/09/07

待ち合い所



お待たせ致しました!色々ご不便をおかけ致しましたが、3月の水漏れ以来、約6ヶ月間の修復工事が先週末にようやく終了し、待ち合いスペースが復活いたしました。今週から使用可能ですので、今まで外でお待ち頂いた方は是非ご利用下さい。ケトルと一緒に日本茶、コーヒー、紅茶を置いてありますのでご自由にお飲みいただけます。尚、靴は以前のように入り口でお脱ぎください。どうぞよろしくお願い致します。

2014/07/20

Music Picnic 2014 — ピアノ発表会

今日はピアノの発表会、生徒25名+保護者7名の総32名が演奏しました。コンサートは音楽をする人にとってハイライトの一つですが、決してエンドではありません。約2ヶ月の準備と今回の経験から、それぞれ次の課題が出来たと思います。これからもコツコツ頑張っていきましょう!

2014/07/16

調号の覚え方

調号(Key Signature)を覚えるのは、誰でも最初は一苦労、かもしれません。

調号にシャープ/フラットが付く順番を暗記する方法として、英語圏では次のようなものがよくつかわれています(他にも色々バリエーションはあるようです)。

シャープ: Father Charles Goes Down And Ends Battle

各ワードの頭文字(F-C-G-D-A-E-B)がシャープが付くピッチになっています。これを逆さに読むとフラットが付く順番になります:

フラット: Battle Ends And Down Goes Charles' Father

日本語では、語呂合わせ的な覚え方は特に無いようです。

シャープ: ファドソレラミシ
フラット: シミラレソドファ

2014/06/29

ピアノの補助ペダル


Otonoki教室にピアノの補助ペダルを導入しました。イギリスでは補助ペダルの使用はあまり一般的ではなく、ペダルはあくまでも使える身長に達した時に使うという考えが普通です。(商品もあまり流通しておらず、比較的高価なものが多いようです)

まだ足の届かないお子様には、ペダルを使わないレッスンを行ってきましたが、グレード等で必要とする場合もあり、一応オプションとして使えるように導入に踏み切りました。

2014/06/25

Digital Piano



2nd Roomのためにヤマハの電子ピアノを入荷しました。これから、セオリー、オーラルやサイトリーディングのレッスン、リハーサル等に使用します。

2014/05/01

Piano & Guitar Model Kit


A friend in Japan gave us an wood model kit of piano & guitar, and we just assembled it. Looks very nice!