2020/04/08

練習のし過ぎについて

ロックダウンになって時間ができたせいか、急に(!)熱心に練習をはじめた生徒がチラホラいらっしゃいます。オンライン・レッスンの中でも上達、練習の成果が感じられますし、それは大変喜ばしいことなのですが、しかし残念ながら、逆にやりすぎてしまって手や指の調子が悪い、あるいは痛めてしまったという方もいらしゃるようです。

今まで長時間の練習をしたことがない人はとくに気を付ける必要があります。短時間の練習では問題がでなくても、長時間の練習になると指を痛めることがあるからです。コンクールや試験の前に詰め込んで練習しすぎて手を壊すというのはよくある話です。練習をもっとしたい、楽器にもっと触れていたいという場合には、次の2点に気をつけましょう。

1. 弾き方を気にすること
一つ一つの動作に無理がないか十分チェックしながら練習してください。フォームが良くなくてもある程度弾けてしまうこともありますが、しかしそれは短時間であればともかく、長時間や長期に渡って行うのは危険です。まずはできるだけ負担の少ない弾き方の習得をめざしてください。

2. 休憩をとること
手や指に異変があれば無理せず、すぐに休んでください。練習内容によってはフォームの良し悪しにかかわらず、それ自体が大きな負担を伴うものもあり、やり過ぎないことが肝心です。もしもどうしてももっと弾きたいという場合は、インターバル(休憩時間)を置きながら練習してください。またその方が効率よく習得することができます。

手や体は大事にして楽しい音楽生活を送ってくださいね。


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